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povoで年間360GBを手に入れたら、ギガを余らせるのが怖くなった

ギガを気にせずスマホを使いたい。

これはたぶん、現代人のかなり切実な願いです。

外で地図を開く。

音楽を聴く。

動画を見る。

調べものをする。

それくらいのことを、いちいち通信量を気にせずやりたい。

人間としてかなり控えめな願いだと思います。

僕もそう思っていました。

楽天モバイルの3GB運用で、ギガ残量を毎日見張る生活に疲れた僕は、ついに逃げ道を見つけました。

povo2.0の年間360GBです。

1年間で360GB。

月に直せば約30GB。

これだけあれば、さすがに安心です。

しかも、MNP(キャリア乗り換え)のキャッシュバックもありました。

年間360GBが手に入り、実質月額も下がる。

この時点で、僕の中の通信費管理部は完全に勝利を確信していました。

はい、「勝利を確信」は死亡フラグです。

僕の場合、ギガ死の恐怖からは解放されました。

代わりに、脳内に「未消化ギガ管理部」が新設されました。

目次

年間360GBという圧倒的な安心感

楽天モバイル3GB運用の頃、僕は常に通信量を気にしていました。

朝、ギガ残量を見る。

昼、ふと気になって見る。

外で動画は開かない。

音楽はオフライン。

妻から送られた子どもの動画も家に帰ってからWi-Fiで見る。

月968円を守るために、生活のあちこちが通信量に支配されていました。

そんな僕の前に現れたのが、povoの年間360GBです。

360GB。数字が強い。

3GBで震えていた人間からすると、いきなり戦艦を与えられたようなものです。

スパロボでいえば、避けるしかなかったリアル系ユニットが、急に火力もHPも装甲も高いスーパー系に乗り換えた感じです。

もう多少攻撃を受けても大丈夫。

Googleマップも開ける。

Spotifyも怖くない。

動画も見られる。

これでようやく自由になれる。

そう思っていました。

足りない不安の次は、余る不安だった

でも、人間の不安というのは本当に面倒です。

足りない時は、足りないことが怖い。

では、たっぷりあれば安心できるのか。

できませんでした。

今度は、余ることが怖くなりました。

年間360GBを買った。

月に直すと約30GB。

つまり、ざっくり毎月30GBくらい使わないと、なんとなく損した気がする。

僕にとって余ったギガは「心の余裕」ではなく「絶対に許せない無駄遣い」なのです。

この時点でかなりおかしいです。

楽天モバイル3GB時代は、「使うな」と自分に命じていました。

povo360GB時代は、「使え」と自分に命じ始めました。

同じスマホなのに、脳内の命令が真逆です。

昨日まで節約していた人間が、今日から消費ノルマを課してくる。

会社でこんな上司がいたら、普通に異動を希望します。

でも、僕の脳内ではその上司が常駐しています。

ギガを気にしなくていいはずなのに、結局ギガを見る

年間360GBを手に入れたのだから、もう通信量を細かく見る必要はないはずです。

普通に考えればそうです。

でも、僕は結局見ます。

今月どれくらい使ったか。

1日あたり何GBくらい使っているか。

このペースでいくと、年間360GBを使い切れるのか。

余りすぎていないか。

足りなくならないか。

結局、見る。

楽天モバイル時代は、3GBを超えないために見ていました。

povo時代は、360GBを余らせすぎないために見ています。

目的は変わりました。

行動は変わっていません。

ギガ残量監視部は解散したはずなのに、看板だけ掛け替えて再雇用されていました。

リストラどころか、部署名変更です。

しかも厄介なのは、楽天モバイル時代のギガ監視には、まだ少しだけ節約効果があったことです。

povoのギガ監視は、マジで生産性ゼロです。

Wi-Fiを切ってまでギガを使おうとする

人間、本当に不思議なことをします。

ギガが足りなかった頃は、家では必ずWi-Fiを使っていました。

外でもできるだけ通信しない。

動画は見ない。

アプリの更新なんてもってのほか。

それが正義でした。

ところが年間360GBを手に入れた瞬間、今度はこう思い始めます。

「家でも少しpovo回線を使った方がいいのでは?」

意味がわかりません。

家にはWi-Fiがあります。

わざわざモバイル回線を使う必要はありません。

でも、未消化ギガが気になる。

せっかく買ったのだから使いたい。

余らせるのはもったいない。

その結果、なぜか家にいるのにWi-Fiを切って、わざわざpovo回線で4Kのサバンナ動画を再生していました。

*写真はイメージです。

疲れすぎた人間は、なぜか野生動物を4Kで見始めます。

本来なら、動画が見たいからギガを使うはずです。

でも僕は、ギガを使いたいから動画を見ていました。

もはや僕がギガを消費しているのではありません。

ギガに消費されています。

自由を買ったはずなのに、僕は自分で通信ノルマを作っていました。

昼寝中にも、ギガが減っていないことが気になる

本当に怖いのはここです。

ギガをたくさん買ったからといって、生活時間が増えるわけではありません。

仕事があります。

育児があります。

家事があります。

眠気もあります。

休みの日には、昼寝したいこともあります。

むしろしたいです。

体が求めています。

でも、昼寝をするとギガは減りません。

当たり前です。

寝ているのだから。

通信していないのだから。

本来は良いことです。

休めている。

無駄な通信もしていない。

何も問題はありません。

でも、僕の脳内の未消化ギガ管理部は違います。

「この時間、ギガを使えていないのでは?」

知らんがな。

寝ろ。

本当にそう思います。

でも、少し気になる。

昼寝で体を回復しているはずなのに、どこかで「今日のギガ消費ペース」が頭をよぎる。

年間360GBは、僕に自由をくれるはずでした。

なぜか、昼寝の自由まで少し削ってきました。

継戦能力最強ユニットを手に入れても、プレイヤーが面倒くさい

povoの年間360GBは、かなり心強いです。

通信量の面では、継戦能力最強クラスです。

フリーWi-Fiに頼らなくてもいい。

外でも地図を開ける。

音楽も聴ける。

動画もある程度見られる。

スマホを使う上での不安はかなり減ります。

問題は、回線ではありません。

プレイヤーです。つまり僕です。

どれだけ強いユニットを手に入れても、プレイヤーが変な縛りプレイを始めたら、自由にはなれません。

3GB時代は「被弾するな」。

360GB時代は「ザクでも1機残らず撃破しろ」。

どちらにしても、僕は自分に縛りプレイを課しています。

通信環境は強くなりました。

でも、脳内の生産性の低い業務は終わりませんでした。

むしろ、生産性ゼロの業務だけがしぶとく残りました。

povoは悪くない。僕の元取り欲が悪い

ここは強調しておきたいのですが、povo自体が悪いわけではありません。

自分に合うトッピングを選べるし、大容量をまとめて買うこともできる。

サブ回線としても、メイン回線としても使えます。

年間360GBも、使い方が合う人にはかなり頼もしい選択肢だと思います。

問題は、僕のように「買った以上は使い切りたい」と考え始めるタイプです。

こういう人間が大容量プランを買うと、安心ではなく消化ノルマに変わります。

足りない不安から逃げたはずなのに、今度は余る不安に追われる。

通信制限から解放されたはずなのに、未消化ギガに支配される。

多くの人にとって、povoの大容量トッピングは便利な選択肢だと思います。

ただ、僕が使うと、自分にギガ消費ノルマを課す装置になります。

商品が悪いのではありません。

僕の中の元取り欲がうるさいだけです。

9割でやめておけばよかった

ギガを気にせずスマホを使いたい。

この考え自体は、たぶん間違っていません。

楽天モバイル3GB運用で通信量を見張る生活から抜け出したかった。

それも間違っていません。

povoの年間360GBは、その意味ではかなり頼もしい選択肢でした。

ただ、僕はそこに「使い切らないと損」という余計な管理項目を足してしまいました。

足りない不安から逃げたはずなのに、余る不安を自分で作る。

通信量を気にしなくてよくなったはずなのに、別の理由で通信量を見る。

自由になりたくて大容量を買ったはずなのに、僕はまた自分で小さな檻を作っていました。

ギガは増えました。

不安の種類も増えました。

やっぱり、9割でやめておけばよかった。

紹介コードを使って契約すると、僕にも読者のみなさんにもボーナスギガが入ります。

紹介コード:MPT9S5U1

※特典内容は変更される可能性があるため、最新情報はpovo公式サイトをご確認ください。

普通の人ならWin-Winです。

僕は年間360GBすら余らせそうなので、ボーナスギガをもらった瞬間に「もっと4Kの野生動物を見なければ」という使命感だけが増えます。

楽天モバイル3GB968円でpovo360GBとは違う不自由を経験した記事もあわせてご覧ください。

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この記事を書いた人

人生を効率化しようとして、毎回なぜか自分の首を絞めている会社員パパ。
ブログ「9割でやめておけばよかった。」を書いています。
ライフハックしようとしてライフにハックされ続けています。

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